第一種・第二種
低層住居専用地域
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都市計画法で定められた用途地域の一つで低層住宅に係る良好な住環境を保護するため建築できる建物の種類や高さ制限が厳しく制限されている地域。 第一種低層住居専用地域では住宅以外に建てられるのは、高校以下の学校、図書館、銭湯、診療所、老人ホーム、保育所など。 第二種低層住居専用地域では建築できる建物の種類や高さ制限は第1種低層住居専用地域とほぼ同じだが小規模な飲食店や店舗などの建築が可能です。 |
耐震
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建物の構造剛性を高め、地震などの揺れによる水平力で倒壊しないこと。 |
耐力壁
(たいりょくへき)
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建物の主体構造の一つで外からの水平力や自重などの鉛直荷重を支える壁。 |
ダウンライト |
器具本体は天井内に設置する天井埋め込み型の照明器具。 デザイン上、天井面がすっきりする。 |
ダクト |
建物の各部屋や部署に、換気や冷暖房の空気を送る風導管。 空調ダクトや電源などを送るための配線ダクトがあります。 |
三和土
(たたき)
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土に石灰、苦汁(にがり)を混ぜ水を加えて練り、たたき固めた土間の仕上げのこと。 |
縦すべり窓
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障子の回転軸が端から少し中心側にずれていて上下にあり、ハンドルを押して回転するように開閉する窓。 |
垂木
(たるき)
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屋根下地板の野地板を支えるため、棟木から軒桁に約45cm間隔で架け渡す部材のことをいいます。 |
垂れ壁
(たれかべ)
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天井から40〜50センチ程度下がっている壁。 垂れ壁の一つに建築基準法で定められた、天井面から50センチ以上、下方向に突き出しているもので、火災により発生する煙の拡散を防ぎ、避難を容易にするための設備の「防煙壁」があります。 |
断熱ドア |
高気密、高断熱住宅などに用いられる断熱性の高いドア。 断熱材やペアガラスを使用し、外気の暑さ・寒さなど熱の室内への伝わりを抑えます。
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断面図
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建築物の高さ方向の構成を表すために、建物を垂直に切断した切断面を示す図面。 |
地耐力
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地盤が建物の重量をどの程度支えられるのかを示すこと。 1平方メ−トル辺り何トン(t)まで支えられるのか数値で示し、その値が大きい程重い建物を建てる事ができます。 住宅を建てる敷地の場合、検査方法は、スウェーデン式サウンディング試験が主に用いられます。
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中2階
(ちゅうにかい)
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建物の1階と2階の中間に設けられた天井の低い階のこと。 |
鳥瞰図
(ちょうかんず)
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鳥が空から見下ろしたように描かれる図面。 |
張壁
(ちょうへき)
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構造上荷重を支持しない、非耐力壁。 |
2×4(ツーバイフォー)工法 |
断面寸法2×4インチの部材を構造材として使い、構造用合板や石膏ボ−ドなどの面材を張る事で床や壁を構成する工法。 建築基準法で「枠組壁工法」として基準が定められています。 耐震性や気密・断熱性に優れ、パネル化によるシステム化がしやすいため、工業化住宅に多く採用されています。
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束
(つか)
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木造建築で、上部の横架材などを支える短い垂直材。 |
継手
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柱、梁などの部材と部材を、材の軸方向(長手方向)に継ぐ接合部分のこと。 柱と梁など直角方向に継ぐ接合部分を「仕口」といいます。 |
付け柱
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構造上は必要としない、飾りとして取付けられた柱。 躯体が鉄筋コンクリート造の和室や、大壁造りの和室の意匠上の柱に用いられます。 |
坪
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日本古来からの度量衡法で、面積の単位。 1坪=1間(6尺)四方約3.3平方メートル |
坪単価
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建物の建築工事金額を、建物の延べ坪数で割った工事金額。 算出する基準が延べ床面積と施工床面積とで異なります。 |
坪庭
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建物の中にある、周囲を建物や塀、垣根で囲まれた小規模の中庭。 |
妻壁
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建物の短辺側の壁。 切妻屋根の場合、端部の三角の壁面を指します。 |
吊り戸
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吊り金物と上部レールで戸を支え、左右にスライドして開閉する戸。 敷居を設けず、床に突起や溝が付かない。 |
吊元
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開き戸の丁番を取付ける側、回転軸側のこと。 |
定期借地権
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新借地借家法(平成4年8月施行)に定められた借地権。 この借地契約では、契約期限満了時に契約の更新がなく、地主に土地を返還しなければならない。 定期借地権には更地にして返還する義務がある、期間50年以上の「一般定期借地権」、期間は10年以上20年以下で専ら事業用の建物所有を目的とする「事業用借地権」と、期間は30年以上で地主が建物を買い取ることで借地権が消滅する「建物譲渡特約付定期借地権」の3種類があります。 |
出隅
(ですみ)
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面と面が直交する角の外側、出っ張っている部分。 |
手すり壁
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階段やバルコニ−などの手摺部分が壁になっているものをいいます。 |
鉄筋コンクリート構造 |
鉄筋コンクリ−トを主体とする構造。 柱と梁で構成するラ−メン構造と一定の厚さの壁の長さで構成する壁式構造とがあります。
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鉄骨構造
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主体構造を鉄骨で建築する構造。Steel造を略したもの。。 低層集合住宅や一般住宅などで使われている軽量鉄骨構造や大規模な建築物に用いられる重量鉄骨構造がある。 |
鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
SteelReinforcedConcreteを略したもの。 鉄骨で柱や梁を組み、その周りに鉄筋を配してコンクリートを打ち込み一体構造にした建築工法。比較的小断面の骨組みで強度に優れ、粘り強い構造なので高層建築によく用いられています。 |
出窓
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建物の外壁より外側に張り出している窓。 |
テラス
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住宅の外部に設けられたタイルなどで舗装された部分。 多くは、居間や食堂の延長として利用できるように造られています。 |
テラスハウス
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各戸に専用の庭を持ち、共有の壁で連続する、低層の2戸以上の連続住宅。 |
展開図
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居室の中央に立ち、四方の壁面を見た状態を表現した図面 |
天井高
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居室の床仕上げ面から、天井仕上げ面までの高さ。 |
天井伏図
(てんじょうふせず)
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建物全体の天井を下から見上げた図面。 天井の形状や仕上、照明器具や空調など天井に設置する設備機器などを表記します。 |
天袋
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和室の押入れ上部に設けられた収納スペ−スです。 |
天窓
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屋根面に設ける採光のための窓。 |
透視図
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建物の外観や室内を遠近法により立体的に描いた完成予想図。 |
道路斜線制限
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道路や隣地の日照、採光、通風などの環境を守るため、道路との境界線を基準に一定の勾配斜線を想定し、建築物の各部分の高さをこの斜線の範囲内に制限することです。 |
通し柱
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木造建築で一階と二階を貫いている一本の柱。 構造上重要で建物の四隅に用います。 |
ドーマー |
洋風住宅で、屋根裏部屋の採光のために屋根に突き出して設ける、三角屋根の窓。 |
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敷居の端部に雨戸を収納するため設ける箱状のもの。 |
戸襖
(どぶすま)
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片面が板や壁紙などになっていて、もう一方に襖紙を張った戸。 洋間と和室、廊下と和室の仕切りに使われます。 |
土間
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建物の屋内で床を造らず、土足で使用する部分のこと。 地面を叩いて仕上げる三和土(たたき)や、タイルや石、コンクリ−トで仕上げたものなどがあります。 昔の家屋の多くには土間があり、釜戸が設置されて炊飯等に使われた。 |
ドライエリア |
地下に居室を設ける場合、採光、換気のために部屋の前面に設ける「からほり」のことをいいます。 |
取り合い |
材と材の接点部分やその収まり具合のことをいいます。 |
トレリス |
つたなどの植物をからませたり鉢を吊るすのに用いる木製の格子、フェンスのことをいいます。 |