幕板
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幅のある板を横に立てて用いる板のことです。 机などの天板の下部の脚と脚の間に取付けるものや、キッチンの吊戸棚や、レンジフ−ドと天井の隙間を見栄え良く塞ぐために取付けるもの、鴨居の上に取付けるものなどがあります。 |
間口
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敷地や建物の道路面など主要な方向から見た幅のことです。 |
間仕切り壁
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建物のそれぞれの部屋を構成、区分する壁のことです。 |
招き屋根
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切妻屋根で、片面が短く片面が長い屋根のことです。 片側の壁が高くなるのでロフトが設けやすいです。 |
間柱
(まはしら)
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柱と柱の間に入れる柱の三つ割り程度の材のことです。 構造材ではなく、石膏ボードなどの壁材を取付ける下地材に用いられます。 |
マホガニー |
センダン科の広葉樹で散孔材で、 中南米に産です。 加工性や寸法安定性、耐久性に優れ、高級家具材、彫刻材、楽器用材に用いられています。 |
廻り縁
(まわりぶち)
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天井面と壁面が接する部分に取付ける棒状の見切り材のことです。 天井仕上げと壁仕上げが異なる場合、綺麗に仕上がるように見切り材として取付ける場合と、加えて部屋の装飾のために取付ける場合とがあります。
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マントルピース |
焚き口の周囲が装飾的な壁で造られた暖炉、または壁に組み込む装飾枠のことです。 暖炉の上の飾り棚のこともいいます。 |
見切り
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天井仕上げ面と壁仕上げ面や、壁の腰板部分と上部のクロス部分など、材と材が異なる部分を美しく収めるために取付ける材のことです。 |
むくり |
上側に反った状態のことです。 長尺の梁材などがたわむ事を想定して、反っている側を上向きに取付けます。 屋根にもむくりをつける事があります。
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棟
(むね)
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屋根面と屋根面が合わさる頂点の部分。 |
棟上げ
(むねあげ)
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柱、梁など建物の基本構造を組上げることを「建て方」と呼び、建て方の最終工程で、屋根を支える一番上部の棟が上がることをいいます。 また、上棟を行う日に上棟式を行い、大工棟梁が棟木に幣束を立て、破魔矢を飾る。続いて塩、酒、米で四方を清め、工事の無事完了を祈ります。 地域によっては餅、お金、お菓子などを屋根からまきます。 |
棟違い
(むねちがい)
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一つの棟の高さが異なる屋根のことです。 寄せ棟屋根や、切妻屋根の棟が複数あり、 多角形の間取りの建物によく見られます。 |
無落雪屋根
(むらくせつやね)
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屋根上に積もった雪を載せたままにしておき、気温上昇により徐々に融雪させ排水するシステムの屋根のことです。 豪雪地方の敷地面積が狭い都市部の住宅では、居住空間と車庫などの付属空間を確保して、除排雪の労力を軽減します。
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目地
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建築部材の接合部分にできる線状の継ぎ目のことです。 石、レンガ、コンクリートブロックなど組積造りや、タイルや合板を張ったときに生じる、線状の継ぎ目部分のことです。 |
メゾネット |
上下階を一住戸とした、集合住宅の住戸形式。 住戸内の専用階段で移動します。 共用部分への各住戸の出入口は、二層毎に設けられるので廊下型住戸よりプライバシ−が確保できます。 |
面格子
(めんごうし)
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窓の開口部の外側に、木材や金属の棒状のものを格子に組んで取付けたもので、 防犯に有効です。 |
免震
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地震の揺れを直接建物に伝えないようにすることです。 免震構造とは、建物上部構造と基礎の間に積層ゴムやダンパーなどの免震装置を設置し、地震のエネルギーや揺れを吸収、低減し、建物や室内の破壊、損傷を防ぐ構造となっています。
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木造軸組工法
(もくぞうじくぐみこうほう)
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木材の土台、柱、梁、筋交いなどで構造となる骨組をつくる日本の木造建築の伝統的工法のことです。 |
モジュール |
建物を計画し建てる場合の、基準とする寸法や寸法体系のことです。 日本建築の場合、柱と柱の間の寸法や柱のいくつ割りかで各部材の寸法を決定する木割りなどがあります。 |
モルタル |
セメントに砂を混ぜて水で練ったものです。 壁の下地塗り・上塗りや、れんが・ブロックの目地塗りなど左官材料として用いられます。 |